学校長のことば

助産師を目指すあなたへ

医療法人社団スズキ病院
附属助産学校
学校長 谷川原 真吾
医療法人社団スズキ病院
附属助産学校
学校長 谷川原 真吾

本校は、日本で初めて「体外受精・胚移植」による妊娠出生の成功を指導されました鈴木雅洲先生が、女性の妊娠・出産・育児を支える質の高い助産師を養成するため、平成4年に創設されました。

広い知識と、確かな技術、適切な判断力を持って、人の誕生に関わる専門職業人としての助産師を育成することをめざし、あわせて限りない慈しみの心を持ち、援助の手を差し伸べることができる助産師として成長されることを教育の基本方針としております。

助産師を志す皆さん、同じ目的を持った者同志が助け合い、互いに切磋琢磨しあって1年間を過ごし成長していくことは、何物にも代えがたい素晴らしいことであると思います。

私たちは、最新の教材と設備、優秀なスタッフを揃えて有意義な学習ができる環境を整え、充実した助産師教育ができるよう努力しております。

教育理念

医療法人社団スズキ病院附属助産学校は平成4年、医療法人社団スズキ病院を設置主体として、日本で初めて体外受精による妊娠を成功した鈴木雅洲先生によって創設されました 。
本校の教育方針の大きな特徴は、「不妊症論」の科目を独立してとりあげ、生殖医療に関する最新の知識・技術を学び、援助能力を養うことです。
また、助産の対象を全人的に理解し、専門的な能力と限りない慈しみの心をもった助産師を育成することを基本理念としています。

教育目的

助産師として必要な専門の知識及び技術を習得させると共に、豊かな人間性を養い母子保健の向上に貢献できる有能な人材を育成することを目的とする。

教育目標

  1. 自己の責任において分娩介助を行う為に必要な基本的知識・技術・態度を習得する。
  2. ライフサイクル各期の特性および健康課題を理解し健康の維持・増進に必要な基本的知識・技術・態度を養う。
  3. 性と生殖に関する健康課題を理解し対象の自己決定を支援できる能力を養う。
  4. 地域における母子保健活動や多職種連携・協働に必要な基本的知識・技術・態度を養う。
  5. 助産師として多様化する社会のニーズに対応できる能力を養う。
  6. 助産師という専門職に対する認識を深め常に自己研鑽し、研究する態度を養う。
  7. 助産師としての倫理観を培い、対象を人間として感受性高く受容できる資質を養う。